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催で、中体連主催の大会は夏休み中ということです。ただし、協会との共催の大会については、日曜日を基本にして、授業日を使わないということですが、休業土曜日も入ってきていますので、教育委員会との申し合わせのなかで、休業土曜日の開催も可能になっています。 信田先生 1点目ですが、全員部活動制というのは、やはり問題があると思います。私の学校では、一応、全員部活動制をとっているのですが、部活動の名前はあるが、活動は始めと終わりだけというようなものもあります。 大会の開催日ですが、地区大会は、夏休みが短いので、1学期の期末テストが終わったあたりの平日に行ないます。陸上に関しては、競技場や役員の関係等で6月の第3日曜日と固定開催しております。 宮脇先生 鳥取では県の総体の郡市予選は、6月の平日に開催しています。総体は夏休みの最初の土日を使って実施しています。 全員加入制については、とりあえず必修クラブとの連動ということで、一応は全員加入になっていて、運動の苦手な子は、文化部もあるし、自由に自分のやりたいことが選べるように、いろいろなクラブを用意しているので、全員加入制というと厳しいようだが、生徒の負担が少なくなるように考えています。 先程意見を述べられた先生の中にあった「スポーツビジョン作成委員会」についてもう少しくわしく組織や所属等教えていただきたいと思います。 司会者 パネリストの方からも質問ということですので、よろしくお願いします。 山口県 山口県の「スポーツビジョン作成委員会」は県の保健体育課で召喚して、大学の教授、小中高校の体育連盟の理事長、体育協会のなかで意見を交換し合って、2年ぐらいたっているのですが、今意見をまとめているところだそうです。 香川県 3年前の提案に基づいて、今回のアンケートの結果からの考察を紀要に取り上げているが、その中の2番目の頃日「各学校は休業日に施設設備を開放し、地域の特色を生かしたスポーツ活動にし、教員は地域の指導者として指導にあたる」と、これからの学校週5日制の部活動にむけてのわれわれ教員としての立場のありかたという1つの提言をいただいたように思うのです。 アンケートの内容等をみると、部活動には教育的価値があるから、できれば顧問として指導にあたりたい、ただ現実をみると公務多忙であるし、家庭での時間も持ちたいということで、なかなか指導の時間がもてないので、社会体育への移行を望んでいるという現実があると思うのです。 そのことを考えたときに、地域での指導者として指導にあたるというのも問題があるのではないかと思います。鳥取県はこういう方向で進んでいくべきだと考えているのかどうか、また現実問題としてどう進んでいるのかをもう少し詳しく聞かせてほしい。 宮脇先生 現状では、2番目の項目の中身はあくまでも理想的なもので、実現の方向にはまだ向いていない。私は水泳を指導しているが、将来の方向を考えたとき、地区の生徒を集めて、指導できるような地域スポーツの組織ができれば、小学校から高校までの長期間の指導ができ、選手養成の面でもかなり効果的だろうし、地域の教育力の面からも有効で、学校の枠に縛られない活動もできてよいと考えています。地域のスポーツの組織を作り上げていくという活動はまだできていないが将来の方向として、学校の施設を利用して、その地域に住んでいる教員が、長いスパンで選手の指導育成にあたれるような基盤ができてきたら素晴らしいなとい
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